【ニュース】JTB川越支店と共に、埼玉県の部活動地域移行等に関する地域クラブ活動実証事業を受託

2020年設立、設立10年以内に埼玉県川越市をホームタウンにJリーグ加盟を目指すCOEDO KAWAGOE F.Cを運営するCOEDO KAWAGOE F.C株式会社(埼玉県川越市、代表取締役 有田和生)は、パートナー企業であるJTB川越支店様とともに、「令和5年度 埼玉県新たな地域クラブ活動実証事業の公募」へ応募し、この度採択いただく運びとなりましたことをお知らせいたします。

「令和5年度 埼玉県新たな地域クラブ活動実証事業の公募」:  https://www.pref.saitama.lg.jp/a0312/news/page/news20230721.html

  • ■受託内容と期間

契約締結日から令和6年2月末日まで(単年度事業)として、新たな地域クラブ活動実証事業として以下業務を受託することとなります。

(1)  休日の部活動の段階的な地域移行等の推進に関する実証事業の実施
(2)  県内各地で開催する地域ミーティング(情報交換会)に参加し、実証事業の成果・課題等を報告

新たな地域クラブ活動実証事業は、総合型地域スポーツクラブ、スポーツ少年団、クラブチーム、プロチーム、フィットネスジム、民間事業者、大学や地域の体育・スポーツ協会、競技団体など多様な団体に事業を委託して、生徒が地域でスポーツに継続して親しめる環境整備を進める際の課題解決に取り組むための実証を行います。
その成果を効率的・効果的に普及することで、地域の実情に応じた生徒の多様な活動の場と機会を提供できる環境整備を通して、持続可能で誰もがスポーツに親しめる地域づくりを図ることを目的としています。

  • ■具体的に想定している座組と取り組み

 COEDO KAWAGOE F.Cでは2020年の設立初年度より、ホームタウン活動(地域貢献活動)の1つとして、地域の学校向けのサッカー教室や、小学生・中学生向けサッカー教室などを継続的に実施してきました。

実証事業を実施する中学校については、川越市教育委員会と協議の上選定。

以下観点を盛り込み、川越市内中学校グラウンド2校に対して、COEDO KAWAGOE F.C所属選手等によるサッカーを中心とした指導を実施予定。

【実施モデル校①(予定)】:
競技力向上を目的とした指導、ドローンやスマートコーチ等を取り入れた指導

【実施モデル校②(予定)】:
部員・指導者の確保が難しい中学校の生徒に対し、地域クラブ活動の機会提供(合同部活の中学校を想定)

  • ■今後の運動部活動の地域移行に向けた取組み

⑴【今後の運動部活動の地域移行に向けた取組】            

1、COEDO KAWAGOE F.C所属選手・元プロサッカー選手が地域クラブの指導員となることで指導者人材の有効活用・元プロ選手によるセカンドキャリアなど指導側の環境整備を図る

2、学校行事と関連の深いビジネスを展開しているJTB様が運営事務局となり学校・生徒側や地域クラブ・指導員のニーズ・課題を把握することにより今後の地域クラブ活動の体制整備を川越市内外で推進する機会とする

3、COEDO KAWAGOE F.Cと関わりのあるサッカークラブとも情報共有し、将来的なサッカースクール・地域クラブ活動と連携していく機会とする

⑵【合同部活動の推進】

部員数や指導者の確保が難しい中学校(合同部活等)を対象とした実証事業を行うことで、スポーツの機会に恵まれない生徒に対して、地域クラブ活動という新たなスポーツの機会を提供する

⑶【短期間で効果的な活動の推進】

ICTやクラブ活動外の時間を有効活用し、動画を使ったフォームチェック(スマートコーチ)やドローンを使ったポジショニング指導、動画配信による指導などで短期間で運動機能・競技力向上を図る

⑷【受益者負担・収益源確保に向けた取組】

受益者負担を前提として、地域企業のサポートやスポーツクラブ・サッカースクールとの交流による収益源確保を図る

(例)地域企業の冠大会等を開催、部活動ではないサッカースクールのチームとも交流

  • ■本取り組みに関する両社コメント

*株式会社JTB 川越支店 髙木訓之 様 コメント

「埼玉県では、地域クラブ活動を段階的に整備・充実することにより、中学校部活動や習い事に加えて、子供たちが多様なスポーツ・文化芸術活動を自ら選択できる環境整備を進めています。この度、COEDO KAWAGOE F.Cさんと共同で「埼玉県新たな地域クラブ活動実証事業」の公募に申込み、採択をいただきました。学校部活動は、少子化などの影響によりこれまで通りの活動を実施することが困難になりつつあります。また、顧問の先生の長時間勤務や専門外の部活動を指導することの課題も挙げられています。今回の地域クラブ活動の実証事業を通じて、このような部活動の課題に向き合い、生徒の皆さんが継続的にスポーツを楽しめる環境をつくっていく機会にできるように一歩ずつ取り組んでいきます。自治体、学校関係者、専門家の方のご意見を参考にしながら、COEDO KAWAGOE F.Cさんとともにスポーツを通じて学校や地域を支える存在になれるように努めていきます。最後に、当公募提出にあたり、多大なご協力を頂いた川越市教育委員会教育指導課様をはじめ関係者の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。」

*COEDO KAWAGOE F.C株式会社 代表取締役 有田和生 コメント

「 この度、埼玉県の地域クラブ活動における実証事業公募に申し込みをし、採択いただきました。本計画を提出するにあたり、御理解・御尽力を賜りました川越市教育委員会指導課様はじめ関係者の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。本公募にあたり、生徒数の減少に伴うサッカー部など団体スポーツの運営存続の困難、これまでの先生方の負担が非常に大きい働きかたの見直しなど、部活動にまつわる現状課題を知る機会をいただきました。そして、行政の方々を中心に近い未来に起こるであろう課題についても議論させて頂きました。今回の実証事業では、弊社のパートナー企業様でもあり、旅行業を中心に全国各地でご活躍しておられる株式会社JTB 川越支店様と協働の形で新たなトライさせていただく機会をいただきましたが、部活動の地域移行における競技力向上等のプラスアルファの側面はもちろんながら、自分が楽しみたいスポーツを生徒の皆さんが楽しめる環境を作るという地域のスポーツ環境/文化作りに寄与すべく、JTBさんと共に意義のある実証事業と出来るように挑戦して参ります。」

  • ◼️「COEDO KAWAGOE F.C」とは

 2020年設立、埼玉県川越市をホームタウンとし設立10年以内のJリーグ加盟を目標とするフットボールクラブ。「フットボールクラブを通じて、 川越に夢と感動を創出し続け、100年続くクラブへ」をミッションに活動しています。勝利にこだわり、90分間観客を魅了し続けられるフットボールを目指すだけでなく、「スポンサー」「チケット」「グッズ」に頼らない新たなビジネスモデルの構築、そしてクラブを取り巻く全ての人たちが胸を張って自慢できるクラブ作りを通して川越市の更なる発展へ貢献を目指します。

公式HP: https://c-kawagoe.com/
運営ウェブメディアHP:  https://mag.c-kawagoe.com/

■本件に関するお問い合わせ
COEDO KAWAGOE F.C株式会社
Mail:info@c-kawagoe.com